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山口 智彦
no journal, ,
電磁超音波探触子(EMAT)の高度化開発に関する取り組みとして、微小欠陥の検出性能向上および新たな信号対ノイズ比の算出方法とC-scan表示について報告するものである。
浜田 広次
no journal, ,
敦賀地区では、地域企業の技術力を活用し、連携して廃止措置やR&Dを推進するとともに、地域企業への機構技術の展開を図ってきた。これらの取り組みは、原子力以外も含む様々な装置、製品・商品などの開発・支援となって、地域産業の活性化につなげることができた。引き続き、機構業務の遂行や地域産業の発展に向けて、地域企業と連携をした活動を継続していく。
前田 敏男*
no journal, ,
本発表は令和2年度、日本原子力研究開発機構の役務契約として実施した「大型水槽でのレーザ切断時粉じん挙動データ及びレーザ切断ヘッド振動データの取得」に係る試験の実施状況を紹介するものである。
河口 宗道
no journal, ,
令和3年度に実施した、水素化ナトリウム(NaH)の熱分解挙動に関する基礎的研究を報告する。本研究は、もんじゅのコールドトラップの廃止措置に向けて、TG-DTA及びFT-IRを用いたNaHの熱分解挙動の基礎研究を行った。NaH中のNa-Hは弱いイオン結合のため、約565Kで水素が移動しやすい状態となる。さらに加熱すると水素は熱分解によって脱離する。各速度式(, , )を使った簡易モデルによりNaHの熱分解挙動の定量的な評価が可能となった。ただし、Naの蒸発は過大評価の傾向を示した。
羽様 平
no journal, ,
原型炉知識データグループで実施しているもんじゅに係るデータベースの整備概要を紹介する。もんじゅで取得された成果を将来にわたって有効活用できるようデータベースを整備している。データベースは知識データベースと検証用データベースで構成される。知識データベースは様々な資料を集約、整理したものであり、検証用データベースはもんじゅの性能試験で得られたデータを解析システムの検証に利用できるように整備したものである。知識データベースでは、もんじゅの設計・建設・試運転で得られた成果、運転や保守で得られた経験を集約・整理しており、20万件以上の膨大な資料から重要なものを電子化、検索システムに登録するとともに、分野や開発経緯毎に情報を整理した情報集も整備している。主要な成果については報告書にまとめ公開している。検証用データベースでは、もんじゅの炉心特性,プラント特性,しゃへい特性などの試験データを再評価し、解析との比較により信頼性が確認できたものを高品質のベンチマークデータとして整備している。再評価では最新の解析システムや国際的な評価基準を反映してデータ処理、補正値の評価、不確かさの評価を一式見直し、信頼性の向上を図っている。
上田 雅司
no journal, ,
敦賀地区における高速炉研究開発の概要として、高速炉プラント技術開発部の業務である、(1)もんじゅで得られた研究開発成果のとりまとめと利活用、(2)プラント安全・安定運転のためのナトリウム技術の高度化、(3)ナトリウム取扱技術、設備の保守技術者の育成の各概要を説明する。
斉藤 淳一
no journal, ,
高速炉の冷却材である液体ナトリウムの新規技術の創出の一環として、液体ナトリウムの濡れ性制御の研究開発を実施しており、本発表はその基礎的研究として、純金属の濡れ性を接触角により評価した。また、界面の原子間相互作用を界面クラスターモデルを用いて分子軌道法により理論計算した。その結果、界面の原子間結合力と濡れ性には相関があることが明らかになった。この知見は今後、ナトリウム濡れ性を制御するうえで、重要な情報となる。
入江 勤
no journal, ,
高速炉の研究開発や人材育成を支える基盤となる拠点を福井に構築するため、敦賀総合研究開発センターが取り組んでいるさまざまな人材育成活動について報告する。国際的な原子力人材への取組みでは、これから原子力発電を導入しようとしているアジア諸国からの研修生や原子力を学ぶ海外からの留学生を受け入れている。フランス原子力・ 代替エネルギー庁とのナトリウムスクールを通じた協力も行っている。地域の大学・企業と連携した人材育成への取組みにおいては、福井大学や福井工業大学の学生に機構の施設をいろいろな場で活用してもらったり、機構職員が大学の授業に協力している。またふくいスマートデコミッショニング技術実証拠点(スマデコ)やナトリウム取扱研修施設・保守研修施設を使った研修を行っている。将来に向けた子どもたちへの取組みとして、福井県内の小中学校,高校に教育支援を広く展開し、子どもたちが、科学やエネルギーや原子力に興味をもつきっかけを与えられるよう活動している。原子力機構ではこれからも敦賀地区ならではの施設・人材を有効に活用し、国内外の原子力人材育成を進め、地域の大学・企業等と連携し、原子力に関する専門家を育てていきたい。そして地域で学んだ子どもたちが原子力やエネルギーの問題に興味をもち、大人になったとき、将来のエネルギー確保のため、我々の仲間となって活躍してくれること期待したい。
小菅 淳
no journal, ,
炭素繊維強化プラスチックは、軽量,高強度,高剛性などの特徴を持った高性能繊維の炭素繊維により強化された樹脂系複合材料である。熱可塑性樹脂を用いたCFRTPは、成形時間が短く経済性に優れ、熱可塑性樹脂は熱を加えると溶けるためリサイクルが可能である。一方で、CFRP, CFRTPは、加工が難しい難加工材料として知られており、レーザー加工において、レーザーが照射されると樹脂が蒸発し炭素繊維が剥き出しになる熱影響領域が発生してしまう。この熱影響領域がCFRP, CFRTPの強度を低下させる懸念があるため、近年、この熱影響領域を小さく抑える加工条件を見つけることが重要な課題となっており、本研究では熱の影響の少ない加工条件の探索を行う。
北川 義大
no journal, ,
レーザー焼入れは、従来の方法と比較し短時間で局所的に加工することが可能である。一方で、焼入れ深さが浅いため一部の用途に限られている。本研究では、レーザー焼入れに関するデータベースを構築し、そのデータベースを基に焼入れ深さ向上範囲を明らかにすることを目的としている。本報では、データベース構築過程において、温度解析技術を用いることでレーザー照射中の内部温度分布および温度推移を把握し、レーザー焼入れ時の伝熱メカニズムを明らかにしたので報告する。
木曽原 直之; 峰原 英介*; 小菅 淳
no journal, ,
廃止措置に係る研究の一環としてレーザー除染研究を令和3年度から立ち上げており、その研究計画について敦賀総合研究開発センター報告会で説明するものである。